精選版 日本国語大辞典 「粗筆」の意味・読み・例文・類語 そ‐ひつ【粗筆・楚筆】 〘 名詞 〙① 粗末な筆。粗悪な筆。② つたない筆跡。へたな筆づかい。また、自分の筆跡をへりくだっていう語。拙筆。[初出の実例]「慙課二魯愚一、猥染二楚筆一、云爾」(出典:詩序集(1133頃)蔭花調雅琴詩序〈藤原明衡〉)「ことの外手跡も粗筆(ソヒツ)なれば」(出典:咄本・初音草噺大鑑(1698)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例