拙筆(読み)セッピツ

精選版 日本国語大辞典 「拙筆」の意味・読み・例文・類語

せっ‐ぴつ【拙筆】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 下手な手跡。つたない文字や文章。多く、自分の手跡や文章をへりくだっていう。
    1. [初出の実例]「南郭先生いはく、定家卿拙筆なれども、和書和歌の字、幾部と言事を知らず書れたると見へたり」(出典:随筆・文会雑記(1782)附録)
    2. [その他の文献]〔尹程‐観秋水賦〕
  3. 粗末な筆。〔南史‐王僧虔伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「拙筆」の読み・字形・画数・意味

【拙筆】せつぴつ

拙書。

字通「拙」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む