粗造り(読み)アラヅクリ

デジタル大辞泉 「粗造り」の意味・読み・例文・類語

あら‐づくり【粗造り】

念入りにでなく、ざっとつくること。仕上げ前の段階として、大まかにつくること。また、そのもの。「粗造り小屋

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精選版 日本国語大辞典 「粗造り」の意味・読み・例文・類語

あら‐づくり【粗造・荒造】

  1. 〘 名詞 〙 おおまかにつくってあること。下ごしらえのままで、まだ仕上げをしていないこと。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「丈六の仏の、いまだあらづくりにおはするが、顔ばかり見やられたり」(出典:更級日記(1059頃))

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