精代(読み)しらげしろ

精選版 日本国語大辞典 「精代」の意味・読み・例文・類語

しらげ‐しろ【精代】

〘名〙 平安時代、米を精白するための手間賃。納入する米の量の五分の一(一升につき二合)が公定の精代であって、これを加えた量を中央官司などに納入した。〔江家次第(1111頃)〕

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