精神社会的小人症(読み)せいしんしゃかいてきしょうじんしょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「精神社会的小人症」の意味・わかりやすい解説

精神社会的小人症
せいしんしゃかいてきしょうじんしょう

保護者,特に母親との精神的関係が著しく悪く,この状態がある期間続くと成長が滞り小人症になることがある。しばしば成長ホルモン分泌の低下が見られる。しかし精神的改善により成長は促進できる。家庭から離して入院させると成長ホルモンの反応も回復し,身長の促進が認められる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android