しょうじん‐あけシャウジン‥【精進明】
- 〘 名詞 〙 精進潔斎の期間が終わり、平常の生活にもどること。肉食することができるようになる。しょうじんおち。
- [初出の実例]「為精進明、於内儀兼誉夫婦、教行寺兄弟又福一、城喜、此人数朝飯に喚候」(出典:石山本願寺日記‐証如上人日記・天文九年(1540)一一月二九日)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の精進明の言及
【精進】より
…また,品行とくに女色をつつしむ意味にも〈精進〉が用いられている。精進の期間をすごして,普通の日常生活にもどることを〈精進明(しようじんあけ)〉などと呼んでいる。[精進落し]【井ノ口 泰淳】。…
※「精進明」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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