精選版 日本国語大辞典 「精霊飛蝗」の意味・読み・例文・類語 しょうりょう‐ばったシャウリャウ‥【精霊飛蝗】 〘 名詞 〙 バッタ科の昆虫。雄は細形で体長約五センチメートル、雌はやや肥大し体長約八センチメートル。全体に緑色または灰褐色。頭部は円錐形にとがり、短い触角がある。雄はよく飛び、キチキチと音をたてるので俗に「きちきちばった」ともいう。草むらで夏から秋にかけてみられる。日本では本州以南に分布。精霊(しょうりょう)の名は、盆の頃に墓地でよく見られるところからという。《 季語・秋 》 〔物類称呼(1775)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例