糊入(読み)のりいれ

精選版 日本国語大辞典 「糊入」の意味・読み・例文・類語

のり‐いれ【糊入】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 糊を入れて置く容器。
    1. [初出の実例]「硯箱の内に糊入(ノリイレ)を常にたしなむ法也」(出典評判記・色道大鏡(1678)九)
  3. のりいれがみ(糊入紙)」の略。
    1. [初出の実例]「紙は奉書・杉原・糊入・美濃紙・中杉・小杉、尤も檀紙等堅く禁ずべし」(出典:政談(1727頃)二)
  4. 香箱の小型のもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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