糗石(読み)ハッタイイシ

精選版 日本国語大辞典 「糗石」の意味・読み・例文・類語

はったい‐いし【糗石】

  1. 砂と鉄鉱とが結合してできた鉱物黒色がかった茶色の丸いかたまり状をし、内部はからで、白色または青白い色の細かい粉がつまっている。内部の細粉が、はったいに似ているところから、俗にこの名で呼ばれる。こもちいし。いしだんご。かなつぼいし。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android