糞力(読み)クソヂカラ

デジタル大辞泉 「糞力」の意味・読み・例文・類語

くそ‐ぢから【×糞力】

並み外れて強い力。ばかぢから。「火事場糞力

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「糞力」の意味・読み・例文・類語

くそ‐ぢから【糞力】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「くそ」は接頭語 ) 人並はずれて力のあること。また、その人。あきれたりののしったりしていう語。ばかぢから。
    1. [初出の実例]「気狂の糞力(クソヂカラ)が聢(しっか)欽哉の腕を掴んで」(出典青春(1905‐06)〈小栗風葉〉秋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む