糧を棄て船を沈む(読み)カテヲステフネヲシズム

デジタル大辞泉 「糧を棄て船を沈む」の意味・読み・例文・類語

かてふねしず

《楚の項羽鉅鹿きょろく戦いで、川を渡るのに使った船を沈め、釜を壊し、小屋を焼いてから戦い、秦の軍に大勝した「史記」項羽本紀の故事から》決死覚悟で戦いに臨むたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android