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紀伊国屋源兵衛 きのくにや げんべえ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

紀伊国屋源兵衛 きのくにや-げんべえ

?-? 江戸時代中期の商人。
江戸本材木町の住人。享保(きょうほう)10年(1725)大坂屋利右衛門,野村屋甚兵衛とともに大坂御為替米御用会所設置を出願し,大坂に進出して買米をおこなった。同会所は,享保の改革期に低落した米価の引き上げ策として幕府が許可したものだが,経営不振で翌年廃止された。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

紀伊国屋源兵衛

生年:生没年不詳
江戸中期の豪商で米取引業者。江戸本材木町(東京都中央区)に住む。享保10(1725)年大坂屋利右衛門,野村屋甚兵衛と3人で出願して,大坂に御為替米御用会所を設立し,買米を行ったが,不振となって廃止された。幕府が享保期(1716~36)低落した米価の引き上げ策として,源兵衛らに許可したもので,享保期の幕府の米価政策に重要な役割を果たした。当時の御城米の買い取りや販売,米切手の売買などを行い,幕府に冥加金を納め,残りが利益として分配されていたが,源兵衛の詳細な営業はわからない。<参考文献>土肥鑑高『近世米穀金融史の研究』,同『近世米穀流通史の研究』

(中田易直)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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