紋紋(読み)もんもん

精選版 日本国語大辞典 「紋紋」の意味・読み・例文・類語

もん‐もん【紋紋】

  1. 〘 名詞 〙 紋。絵模様。また一説に、倶利迦羅紋紋(くりからもんもん)の略。
    1. [初出の実例]「もんもんのはんてんかざりものを売」(出典:雑俳・柳多留‐八(1773))
    2. 「文身とは通俗に『いれずみ』と云ふことで、東京では『彫物』又は『モンモン』とも云ひ」(出典:面白半分(1917)〈宮武外骨〉文身の女)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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