紙容器(読み)かみようき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「紙容器」の意味・わかりやすい解説

紙容器
かみようき

純パルプ製の容器や食器などに、ワックスやプラスチックフィルム加工などを施し、水分が漏れないようにしたもの。食品衛生上有害物質が食品中に溶出しないよう、食品衛生法で材質への規制がなされている。軽くて耐水性がよいうえ、表面への印刷が自由にできるため、各種食品容器として幅広く用いられている。とくに牛乳、清涼飲料水、酒などを入れる液体容器としての用途が大きく、アルミ箔(はく)などを挟んでさらに機密性を高くしたものは、ロングライフミルクなどの長期保存用容器として使用されている。紙製食器には、コップ、皿、ランチボックスなどがあり、使い捨てができて軽いため、携帯用としても便利である。とくにランチボックスには、アルミ箔加工と防水加工を十分にしたものが多い。カラフルに印刷できて華やかさもあるので、パーティー用のほかファストフード(ハンバーガーやフライドチキンなど、すばやく出せる食品や料理を扱う店)などで広く使われている。

[河野友美・大滝 緑]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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