アルミ箔(読み)あるみはく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アルミ箔」の意味・わかりやすい解説

アルミ箔
あるみはく

アルミニウムおよびその合金の箔。日本産業規格(JIS(ジス))では、厚さ0.2ミリメートル~0.006ミリメートルまで圧延したものをアルミ箔という。高速4段圧延機で圧延してつくる。厚さにより用途が異なる。アルミ箔は純度によっても用途が異なり、99.3%以上のものは装飾建材、包装用などもっとも一般的に用いられ、マンガンを添加したものは容器やフィンfin(配管、機械類などに用いるひれ状の金属板)材に、99.7%以上のものはおもに電線被覆用に、99.9%以上の高純度アルミ箔はほぼ電解コンデンサー陽極用のみに限られている。

[志村宗昭]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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