紙支度(読み)かみじたく

精選版 日本国語大辞典 「紙支度」の意味・読み・例文・類語

かみ‐じたく【紙支度】

  1. 〘 名詞 〙 紙を準備すること。紙の用意。涙をぬぐう準備。
    1. [初出の実例]「日本に一つのあはれの候を語ってきかせ申さん。紙じたくして聞給へ、泪がやがて出ませう」(出典:河東節・隅田川舟の内(1720‐23頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む