紙移(読み)かみうつり

精選版 日本国語大辞典 「紙移」の意味・読み・例文・類語

かみ‐うつり【紙移】

  1. 〘 名詞 〙 連歌で、懐紙に句を記していく時、句が表から裏へ、または、ある折(おり)から次の折へと移ること。また、その句。
    1. [初出の実例]「九句目は殊つまり行ものにて、前句のてにをはに、そとあたりて可有、さりながら紙移りの事にて候間、たけを引立られ候やうに心得有べし」(出典:連歌教訓(1582))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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