紙縒り虫(読み)こよりむし

精選版 日本国語大辞典 「紙縒り虫」の意味・読み・例文・類語

こより‐むし【紙縒虫・紙捻虫】

  1. 〘 名詞 〙 節足動物クモ綱コヨリムシ(鬚脚(しゅきゃく))目に属する微小な動物の総称。多くは体長二ミリメートル以下で四対の脚をもち、多数環節からなる長い尾がある。光をきらい、湿った石の下に隠れ、小さな虫を食べる。尾部がこよりに似ているところからの名。アメリカ大陸・アフリカオーストラリア東南アジアなどに約六〇種が分布。日本には種名が未確定一種のみが知られる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む