精選版 日本国語大辞典 「紙縒り虫」の意味・読み・例文・類語 こより‐むし【紙縒虫・紙捻虫】 〘 名詞 〙 節足動物クモ綱コヨリムシ(鬚脚(しゅきゃく))目に属する微小な動物の総称。多くは体長二ミリメートル以下で四対の脚をもち、多数の環節からなる長い尾がある。光をきらい、湿った石の下に隠れ、小さな虫を食べる。尾部がこよりに似ているところからの名。アメリカ大陸・アフリカ・オーストラリア・東南アジアなどに約六〇種が分布。日本には種名が未確定の一種のみが知られる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例