紙駒(読み)カミゴマ

デジタル大辞泉 「紙駒」の意味・読み・例文・類語

かみ‐ごま【紙駒】

《「かみこま」とも》三味線の音を小さくするために使う紙製の駒。

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精選版 日本国語大辞典 「紙駒」の意味・読み・例文・類語

かみ‐ごま【紙駒】

  1. 〘 名詞 〙 三味線の音を小さくするために用いる紙製の駒。忍び弾きに用いる。
    1. [初出の実例]「好色七色とは何々ぞと尋れば、打楊枝一本、〈略〉三味線の紙駒(カミゴマ)一つ下駄の小鼻緒二つ」(出典浮世草子好色万金丹(1694)五)

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