素す(読み)そす

精選版 日本国語大辞典 「素す」の意味・読み・例文・類語

そ‐・す【素】

  1. 〘 自動詞 サ行変 〙 ある状況に臨む。際する。
    1. [初出の実例]「貧賤に素しては貧賤に処し〈略〉一切の境に入るとして自得せざるなきは君子のことである」(出典:貧乏物語(1916)〈河上肇〉一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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