素人料簡(読み)しろうとりょうけん

精選版 日本国語大辞典 「素人料簡」の意味・読み・例文・類語

しろうと‐りょうけんしらうとレウケン【素人料簡・素人了簡】

  1. 〘 名詞 〙 その道の専門家でない人の考え。その事柄に通じていない人が思いめぐらした考え。しろうと考え。
    1. [初出の実例]「アノ親父どのが二十両かりたいといふが、素人(シロウト)りゃうけんだ」(出典咄本・喜美談語(1796)子がへり)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android