素首(読み)ソクビ

精選版 日本国語大辞典 「素首」の意味・読み・例文・類語

そ‐くび【素首】

  1. 〘 名詞 〙 首をののしっていう語。そっくび。
    1. [初出の実例]「なに物ぞ。そくびつけ、と仰下さる程こそありけれ」(出典:平家物語(13C前)五)
    2. 「後より和藤内どっこいやらぬと顕れ出、安大人がそくびをつかんでさし上」(出典:浄瑠璃・国性爺合戦(1715)千里が竹)

そっ‐くび【素首】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「そっ」は接頭語 ) 「そくび(素首)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「逃げ出るこっぱすかさず駈け寄りそっ首掴み」(出典:浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む