紡績糸(読み)ボウセキイト

デジタル大辞泉 「紡績糸」の意味・読み・例文・類語

ぼうせき‐いと〔バウセキ‐〕【紡績糸】

綿花・羊毛・麻・絹などの繊維紡績加工してつくった糸。特に、機械紡績による片撚かたよりの綿糸

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精選版 日本国語大辞典 「紡績糸」の意味・読み・例文・類語

ぼうせき‐いとバウセキ‥【紡績糸】

  1. 〘 名詞 〙 紡績加工した糸。特に、紡績機械によって製した片撚(かたより)糸。紡績。
    1. [初出の実例]「紡績糸の売行引立ちしに連れて」(出典:東京日日新聞‐明治二六年(1893)三月一四日)

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世界大百科事典(旧版)内の紡績糸の言及

【糸】より

…綿,羊毛などの比較的短い繊維をそろえて撚り(より)をかけた紡績糸(スパン糸spun yarn),および絹,ナイロンなどの長い繊維を集束して撚りをかけた繊条糸(フィラメント糸filament yarn)の総称。繊維をそろえて撚りをかけたものには,綱,縄,紐などがあるが,一般に糸は最も細いものをいい,また長い繊条,たとえばクモの糸,釣糸なども糸と呼ばれている。…

※「紡績糸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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