紫外線吸収スペクトル(読み)しがいせんきゅうしゅうスペクトル(その他表記)ultraviolet absorption spectrum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「紫外線吸収スペクトル」の意味・わかりやすい解説

紫外線吸収スペクトル
しがいせんきゅうしゅうスペクトル
ultraviolet absorption spectrum

物質紫外線を通過させるとき,紫外線部に吸収があるために現れるスペクトルUVスペクトルともいう。空気中の酸素や水は 190nm以下波長の光を吸収するため,それ以下の吸収スペクトル測定は真空中で行う必要がある。これを真空紫外線吸収スペクトルまたは遠紫外線吸収スペクトルという。普通は波長 200nm以上のスペクトルがよく測定されている。光源には水素放電管やキセノン放電管を使う。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む