紫立つ(読み)ムラサキダツ

デジタル大辞泉 「紫立つ」の意味・読み・例文・類語

むらさき‐だ・つ【紫立つ】

[動タ五(四)]紫色を帯びる。紫がかる。
烽火のろしが―・って暗黒な空の中でぱっとはじけると」〈有島生れ出づる悩み

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「紫立つ」の意味・読み・例文・類語

むらさき‐だ・つ【紫立】

  1. 〘 自動詞 タ行五(四) 〙 紫がかる。紫色になる。
    1. [初出の実例]「むらさきだちたる雲のほそくたなびきたる」(出典:枕草子(10C終)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android