紫蘇輝石斑糲岩(読み)しそきせきはんれいがん(英語表記)norite

岩石学辞典 「紫蘇輝石斑糲岩」の解説

紫蘇輝石斑糲岩

最初はラブラドライト斜方輝石からなり,ダイレージ,角閃石,雲母などを含む塩基性深成岩に付けられた名称[Esmark : 1823].ローゼンブッシュはこの名称をハイパーシン岩(hypersthenite)として,粗粒顕晶質Caに富む斜長石と斜方輝石からなる岩石とした[Rosenbusch : 1877].単斜輝石,不透明鉱物は一般に副成分として含まれる.オージャイトが加わるとハイパライトとなる.北部ノルウェーの地方名に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android