紫麝(読み)しじゃ

精選版 日本国語大辞典 「紫麝」の意味・読み・例文・類語

し‐じゃ【紫麝】

  1. 〘 名詞 〙 ( 薄紫の色をしているところからいう ) =じゃこう(麝香)
    1. [初出の実例]「枝には金鈴を繋けたり春の雨の後 花は紫麝を薫ず凱風の程〈具平親王〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)上)
    2. [その他の文献]〔蘇軾‐虎児詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android