細菌戦(読み)サイキンセン

デジタル大辞泉 「細菌戦」の意味・読み・例文・類語

さいきん‐せん【細菌戦】

細菌兵器を使用して、敵の戦闘力生産力を弱める戦法

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「細菌戦」の意味・読み・例文・類語

さいきん‐せん【細菌戦】

  1. 〘 名詞 〙 伝染病などの病原菌を培養し、これを投下散布または混入することによって敵の戦闘力や生産力を弱める戦法。〔増補改訂新聞語辞典(1936)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「細菌戦」の意味・わかりやすい解説

細菌戦
さいきんせん

生物化学戦」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の細菌戦の言及

【731部隊】より

…また,同年石井は満州に赴き,ハルビン近郊背陰河に関東軍防疫班(秘匿名,加茂部隊)を設立し,以後,生物化学兵器に関して,防御面は軍医学校,攻撃面(兵器開発と実戦)は満州の部隊で進められることになった。関東軍防疫班は36年に関東軍防疫部(秘匿名,東郷部隊,部隊長は石井)となり,38年から39年にかけてハルビン近郊平房に本部・実験施設を移転,ノモンハン事件に際して初めて細菌戦を実施した。そのころから研究者を増員し,40年8月には関東軍防疫給水部と改称し,平房の本部のほか,牡丹江・ハイラル・林口・孫呉に支部を置いた(のちに大連にも置く)。…

※「細菌戦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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