細路地(読み)ほそろじ

精選版 日本国語大辞典 「細路地」の意味・読み・例文・類語

ほそ‐ろじ‥ロヂ【細路地・細露地】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 細い路地。狭い路地。
    1. [初出の実例]「細路次(ホソロジ)、長屋作りの入口をならべ」(出典浮世草子好色一代男(1682)二)
  3. 茶室付属の庭。
    1. [初出の実例]「渋土の色をあらそふ時雨かな〈三昌〉 枯葉に見ゆる蔦の細炉路〈初知〉」(出典:俳諧・生玉万句(1673))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android