終地形(読み)しゅうちけい

最新 地学事典 「終地形」の解説

しゅうちけい
終地形

ultimate form

侵食作用が長期間にわたって行われた結果生ずる究極地形。一般には終地形に到達する以前に地盤運動や海水準変化が起こって侵食の復活が行われ,侵食基準面近くまで地表が削剝されることはまれ。したがって終地形は現実には存在しにくい。終地形に達した地域隆起や海面低下により相対的に上昇すると原地形となり,新しい地形輪廻が始まる。

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百科事典マイペディア 「終地形」の意味・わかりやすい解説

終地形【しゅうちけい】

浸食輪廻(りんね)の最終段階に作られる地形。原地形が浸食基準面近くまで浸食され,平たんな小起伏の地形となる(河食の場合は準平原海食の場合は海食台)。終地形が再び浸食基準面より隆起すると新たな輪廻の原地形となる。

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世界大百科事典(旧版)内の終地形の言及

【地形】より

…海面変化によって陸化した旧海底や地盤運動によって高い位置に隆起させられた地塊や,新たに噴出した火山など外作用のまだ加えられていない地形を原地形と呼ぶ。原地形に外作用が加わって次々と変化していく地形を一括して次地形とし,浸食の結果最後に生ずる準平原が終地形である。準平原は浸食基準面である海面に近い高さの小起伏の浸食平野であり,古い硬い岩石から構成される。…

※「終地形」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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