終天(読み)しゅうてん

精選版 日本国語大辞典 「終天」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐てん【終天】

  1. 〘 名詞 〙 この世の終わりまでの長い時間。永久。
    1. [初出の実例]「願以成蹊枝葉下。終天長樹玉階辺」(出典凌雲集(814)詠桃花〈平城天皇〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「終天」の読み・字形・画数・意味

【終天】しゆうてん

世の終わりまで。永遠。晋・潘岳永逝を哀しむ文〕今奈何(いかん)ぞ一擧して、(はる)かにして天に反(かへ)らざる。余が哀を盡して之れを(おく)る。晨(あした)に燎(めいれう)を揚げ靈(れいじゅん)(柩車)を(ひ)く。

字通「終」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android