組み合わせレンズ(読み)くみあわせレンズ

精選版 日本国語大辞典 「組み合わせレンズ」の意味・読み・例文・類語

くみあわせ‐レンズくみあはせ‥【組合レンズ】

  1. 〘 名詞 〙 ( レンズは[英語] lens ) 収差を除き、倍率を拡大させるために、材質の異なる二個以上のレンズを密接して組み合わせたもの。写真レンズ顕微鏡望遠鏡などに用いる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の組み合わせレンズの言及

【レンズ】より

…その両球面の曲率中心を結ぶ線は光軸と呼ばれる。顕微鏡,望遠鏡,カメラなどのように,収差が少なく,明るくかつ広い視野にわたって良質の像を必要とする場合には,何枚かの単レンズを光軸を一致させて配置した複雑な構成のレンズ(共軸球面系という)を用い,これを複合レンズとか組合せレンズという。構成要素の一部に反射鏡を含んだ場合(カタディオプトリック系)や球面以外の曲面を用いる場合もある。…

※「組み合わせレンズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android