組掛・組懸(読み)くみかけ

精選版 日本国語大辞典 「組掛・組懸」の意味・読み・例文・類語

くみ‐かけ【組掛・組懸】

〘名〙 冠の掛緒一種糸組の紐で蹴鞠(しゅうきく)の際に用いるのを例とし、色は免許による規定があり、飛鳥井流難波流によって異なる。
言継卿記‐天文三年(1534)三月六日「次鞠有之〈略〉持明、四中、侍従、今日組懸被聴候了、数多之見物衆也」

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