日本歴史地名大系 「経石山古墳」の解説 経石山古墳きようせきざんこふん 愛媛県:松山市石手川下流域(旧温泉郡の大部分)桑原村経石山古墳[現在地名]松山市桑原町西新開松山市東部の東野(ひがしの)台地の残丘舌状端部を利用した全長四八・五メートルの前方後円墳。前方部をほぼ西に向けわずかに頭を北に振り、幅約二五メートル、比高三メートル、後円部径約三〇メートル、比高五メートル、平面柄鏡式ないし銚子形にみえ、縦側面もきわめて模式的である。ただし未掘で、おそらく古墳時代前期末・中期初頭に近い西暦五〇〇年前後の古墳であろうと推察される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by