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結核の疫学 けっかくのえきがく

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家庭医学館の解説

けっかくのえきがく【結核の疫学】

 結核に有効な治療法のなかった第二次世界大戦前は、日本の人口10万人に対する結核死亡者数は、200人前後とたいへん高く、いつも死因のトップを占めていました。
 ところが、第二次世界大戦後、死亡者数は激減し、人口10万人に対し、1955年は52.3人、1965年は22.8人、1975年は9.5人、1985年には3.9人になりました。
 しかし、1990年ころから足踏み状態となり、1995年は2.6人でした(死因順位で23位)。ほとんどが1人以下である欧米先進国の死亡者数に比べると、まだまだ高い水準にあります。
 一方、1995年に新たに発生した患者数は年間4万3078人で、人口10万人に対して34.4人にもなり、先進国のなかでもっとも高い発生率を示しています。
 このように、結核は、今でも日本でもっとも多くみられる感染症なのです。
 したがって、たかが結核などとあなどらず、病気が疑われたら早めに病院を受診し、適切な治療を受けることがたいせつです。

出典|小学館
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