精選版 日本国語大辞典 「結鹿子」の意味・読み・例文・類語 ゆい‐かのこゆひ‥【結鹿子】 〘 名詞 〙 布地を糸でかたく結んで染め、鹿子模様を染め出したもの。鹿子結。鹿子絞。[初出の実例]「おもはぬふりはけしほどもなし 雨の夜のつれづれちはをゆひかのこ〈宗朋〉」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の結鹿子の言及 【染色】より … 庶民の衣料の染物でもう一つ重要なのは絞染である。縫絞の辻が花染に続いて結鹿の子(ゆいかのこ)が江戸前期に盛行した。それは高価でぜいたくな染物の代表とされ,奢侈(しやし)禁止令の槍玉にしばしばあげられた。… ※「結鹿子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by