(読み)シケ

精選版 日本国語大辞典 「絓」の意味・読み・例文・類語

しけ【絓】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 繭の上皮。糸、真綿とも粗悪なものしか作れないもの。
  3. しけいと(絓糸)」の略。〔饅頭屋本節用集(室町末)〕
    1. [初出の実例]「尤すぢ絮(シケ)みぢんもなきやうにして」(出典:万金産業袋(1732)五)
  4. しけぎぬ(絓絹)」の略。〔文明本節用集(室町中)〕
  5. 奈良地方で、主として夏の紋付などに用いられる綿麻交織物。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む