給地・給知(読み)きゅうち

精選版 日本国語大辞典 「給地・給知」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ち キフ‥【給地・給知】

〘名〙
※内閣文庫本建武以来追加‐文和四年(1355)八月二二日「士卒等掠給地事、仮名字於他人、称闕所之間」
江戸時代、大名領主から知行を分給された家臣が、その土地人民一円支配すること。また、その土地。給人知行。給所給領。〔地方古義尾張藩)(1775頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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