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一円 イチエン

デジタル大辞泉の解説

いち‐えん〔‐ヱン〕【一円】

[名]
(かなり広い範囲の場所を表す語に付いて)ある地域全体。一帯。全域。「勢力が関東一円に及ぶ」
日本の貨幣単位。→
[副]
残らず。すべて。
「河口庄をば―に家中の料所にぞなしたりける」〈太平記・三九〉
(あとに打消しの語を伴って)少しも。まったく。
「男―同心せず」〈浮・武家義理・五〉

いちえん【一円】[人名]

無住道暁(むじゅうどうぎょう)の号。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

いちえん【一円】

( 名 )
(場所を表す語の下に付いて)その地方・場所などの全体。一帯。全域。 「京阪神-に広がる」 「九州-を従える」 → 一帯(補説欄)
[0] 日本の貨幣単位。 →
( 副 )
ことごとく。すべて。 「只-に九院を没倒もつとうし/太平記 18
(下に打ち消しの語を伴って)全然。いっこう。 「さやうの事-ぞんぜぬ/狂言・鶏聟」

いちえん【一円】

臨済宗の僧、無住むじゆうの号。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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