継歯(読み)ツギバ

デジタル大辞泉 「継歯」の意味・読み・例文・類語

つぎ‐ば【継(ぎ)歯】

《「つぎは」とも》
歯の悪い部分を取り除いて、そのあとに人造の歯を継ぎ足すこと。また、その歯。差し歯。
下駄の歯のすり減った部分に、新しく歯を継ぎ足すこと。また、その歯。

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精選版 日本国語大辞典 「継歯」の意味・読み・例文・類語

つぎ‐ば【継歯】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 悪くなった歯をけずり、歯の根に人造の歯をつぎ足すこと。また、その歯。
    1. [初出の実例]「歯が折れて、つぎ歯したんとちがうか」(出典:古都(1962)〈川端康成〉秋の色)
  3. こまげたなどの歯がすりへった時、他の木で新しくつぎ足すこと。また、そのついだ部分。

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