網目を潜る(読み)あみのめをくぐる

精選版 日本国語大辞典 「網目を潜る」の意味・読み・例文・類語

あみのめ【網目】 を 潜(くぐ)

  1. 網の目のように多い人目の中を避けるように通る。
    1. [初出の実例]「網の目をくぐってあるく娵(よめ)の礼」(出典:雑俳・柳多留‐初(1765))
  2. 捜査網や、他人からの監視などをたくみに避ける。
    1. [初出の実例]「それでもなほときどきは、その網の目をくぐって一寸一寸(ちょいちょい)寄合をつけた」(出典:大寺学校(1927)〈久保田万太郎〉四幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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