綾神社(読み)あやじんじや

日本歴史地名大系 「綾神社」の解説

綾神社
あやじんじや

[現在地名]綾町南俣

綾城跡の南西にある。天長年間(八二四―八三四)創建といわれ、祭神仲哀天皇・神功皇后・応神天皇。旧郷社。幕末までは三宮みつのみや大明神社と称した。本庄八幡ほんじようやわた(現国富町)の権祝子職であった宮永神祇太夫実益が、綾に移って三神を祀ったのが始まりとされ、当初はしよという地にあったが、天和元年(一六八一)に現在地に移ったといわれる(三国名勝図会)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android