総尾目(読み)そうびもく

精選版 日本国語大辞典 「総尾目」の意味・読み・例文・類語

そうび‐もく【総尾目】

  1. 〘 名詞 〙(もく)の一つ。比較的大形の無翅昆虫で、シミ科・メナシシミ科などを含む。体は扁平で銀色褐色鱗粉におおわれ、尾端に三本の糸状の突起物(二本の尾角と一本の尾毛)がある。森林の地表近くにすむが、シミの中には家屋内にはいり害虫となったものやアリの巣中にすむものがある。日本には一四種、世界に約四〇〇種が知られる。シミ目。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android