総尾目(読み)そうびもく

精選版 日本国語大辞典 「総尾目」の意味・読み・例文・類語

そうび‐もく【総尾目】

〘名〙 目(もく)の一つ。比較的大形の無翅昆虫で、シミ科・メナシシミ科などを含む。体は扁平で銀色褐色鱗粉におおわれ、尾端に三本の糸状の突起物(二本の尾角と一本の尾毛)がある。森林の地表近くにすむが、シミの中には家屋内にはいり害虫となったものやアリの巣中にすむものがある。日本には一四種、世界に約四〇〇種が知られる。シミ目。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android