緑滴る(読み)みどりしたたる

精選版 日本国語大辞典 「緑滴る」の意味・読み・例文・類語

みどり【緑】 滴(したた)

  1. 緑色が鮮やかである。新緑がみずみずしく鮮やかである。また、新緑のようにみずみずしく鮮やかである。
    1. [初出の実例]「公園の翠(ミドリ)滴たる森を透して」(出典社会百面相(1902)〈内田魯庵電影)
  2. 黒くつややかである。
    1. [初出の実例]「緑滴(ミドリシタタ)らんばかりなる丈なす黒髪」(出典:火の柱(1904)〈木下尚江〉一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 公園 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android