コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

緒方氏 おがたうじ

世界大百科事典 第2版の解説

おがたうじ【緒方氏】

平安時代,豊後国の武士団。《和名抄》に豊後国大野郡緒方郷がみえ,《宇佐大鏡》に緒方荘がある。この地に拠った大神(おおが)氏の一族。豊後大神氏は,祖母岳明神の神裔という伝説があり,大和三輪氏の下向土着とも,宇佐八幡宮大宮司家の祖たる大神氏ともいわれるが,要するに代々豊後大野郡の郡領だったと思われる。史上に有名なのは源平時代に活躍した惟義(惟栄)である。惟義は,初め大宰府を掌握した平氏に属したが,やがて源頼朝挙兵後は源氏の側に立ち,肥前松浦党や肥後菊池氏,阿蘇氏など中北部九州一帯の武士団とともに反平氏勢力を結成,その中心的勢力となった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

緒方氏の関連キーワード豊後大野(市)緒方[町]緒方惟義緒方惟栄売却問題岡城跡

今日のキーワード

処暑

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の7月中 (7月後半) のことで,太陽の黄経が 150°に達した日 (太陽暦の8月 23日か 24日) に始り,白露 (9月8日か9日) の前日までの約 15日間であ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

緒方氏の関連情報