郡領(読み)こおのみやつこ

精選版 日本国語大辞典「郡領」の解説

こお‐の‐みやつこ こほ‥【郡領】

※三代格‐七・延暦一七年(798)三月二九日「昔者国造郡領(コホノミヤツコ)職員有別。各守其任敢違越

ぐん‐りょう ‥リャウ【郡領】

〘名〙 郡司の官職。長官の大領、次官の少領の総称。こおのみやつこ。こおりのみやつこ。→郡司
※令義解(718)戸「郡領以下官人〈。主政以上〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の郡領の言及

【郡司】より

…広義には長官・次官の大領(たいりよう)・少領(しようりよう)と書記にあたる主政(しゆせい)・主帳(しゆちよう)の四等官(正員)を意味する。狭義には大領・少領のみをいい,この場合は郡領(こおりのみやつこ)といった。郡司制度は,孝徳朝に出現し持統朝には全国的に整備されたと思われる評(こおり)の制度を継承した郡制と同様,評督(長官),助督(次官)あるいは評造と呼ばれた評の官制を基礎に,701年(大宝1)の大宝令によって成立した。…

※「郡領」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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