編垂蔀(読み)あみだれじとみ

精選版 日本国語大辞典 「編垂蔀」の意味・読み・例文・類語

あみだれ‐じとみ【編垂蔀】

  1. 〘 名詞 〙 竹、板などを編んだものを垂らして、蔀格子の代用とした粗末なもの。
    1. [初出の実例]「寝殿は端はづれたる小さき萱屋、あみたれじとみ、一間あげて、蘆すだれ掛けたり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)藤原の君)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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