緩か(読み)ユルカ

デジタル大辞泉 「緩か」の意味・読み・例文・類語

ゆる‐か【緩か】

[形動ナリ]ゆるやかなさま。
真木の戸をあくれば春やいそぐらん袂にさえし風―なり」〈夫木・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「緩か」の意味・読み・例文・類語

ゆる‐か【緩か】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「か」は接尾語 ) =ゆるやか(緩━)
    1. [初出の実例]「目の下撥面のかみの程はゆるかに鳴り。撥面の下は固く鳴るが善となり」(出典:八音抄(1237頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android