デジタル大辞泉 「緩ゆ」の意味・読み・例文・類語 ゆら・ゆ【▽緩ゆ】 [動ヤ下二]《「ゆら(緩)う」が中世以降ヤ行に転じて用いられた語。終止形は多く「緩ゆる」の形をとる》「緩ゆらう1」に同じ。「突かれて―・ゆる間に」〈古活字本平治・中〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「緩ゆ」の意味・読み・例文・類語 ゆら・ゆ【緩】 〘 自動詞 ヤ行下二段活用 〙 ( ハ行下二段活用の「ゆらふ」から転じて、室町時代ごろから用いられた語。多くの場合、終止形は「ゆらゆる」の形をとる ) =ゆらう(緩)[ 一 ][初出の実例]「弓のはずにて鎌田が甲の鉢をちゃうどつく、つかれてゆらゆる間に、冑をとてうちきつつ」(出典:平治物語(1220頃か)中) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例