緩頰(読み)カンキョウ

デジタル大辞泉 「緩頰」の意味・読み・例文・類語

かん‐きょう〔クワンケフ〕【緩頰】

顔色をやわらげること。また、顔色をやわらげておだやかに話すこと。
《「緩頰を煩わす」の意から》自分のことを、それとなく他人に話してもらうこと。
「坂井夫人の為に―の労を取ったのだ」〈鴎外青年

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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普及版 字通 「緩頰」の読み・字形・画数・意味

【緩頰】かんきよう(くわんけふ)

顔色をやわらげていう。〔宋史、姦臣二、趙良嗣伝〕頗(すこ)ぶる能く頰して心を盡す。金と爭議し、圖閣直學士にめられる。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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